年齢を重ねるごとに気になってくる顔のシワ。
特に有名なのはほうれい線ですが、
それ以外にも顔にはたくさんのシワがあります。
中には聞きなじみのない名前のものもありますが
それぞれできる原因が違い、気になりだす年齢も違ってきます。
そこで今回は顔にできるシワについて
早めのケアが必要な順に紹介していきたいと思います。
顔のシワの名前と対処法
ちりめんジワ(小じわ)
まず一番最初、20代の頃から出始めるのはちりめんジワです。
名前の通り細かくて薄いシワのことで、あまり目立ちません。
目元や口元にできやすく、お肌の乾燥が主な原因です。
その他にも極度の栄養失調、ダイエットによる
急激な体重減少などからくる脂質の減少によっても
シワができやすくなります。
ちりめんジワを改善するには、
潤い不足のお肌をしっかりと保湿してあげることが必要です。
その他にも乾燥の原因となる
紫外線をきちんとガードすることや、
栄養バランスのとれた食事をとることも大切ですね。
ちりめんジワは初期段階なので、きちんとケアをすれば
比較的簡単に改善することが出来ます。
しかし放っておくとどんどん悪化して
改善が難しくなるので気を付けましょう。
ほうれい線
ほうれい線とは、小鼻の横から口の端にかけてできる斜めの線のことです。
ほうれい線は厳密にいうとシワではなく
頬と口の周りの筋肉の境い目の溝のことを指し、
笑った時に目立ちやすくなります。
お肌にハリや弾力がなくなりたるんでくると
笑っていない時でも溝が目立つようになり
老け顔まっしぐら。
お肌のハリや弾力の元となるコラーゲンやエラスチンは
加齢の他に紫外線やストレス、喫煙などによっても
減少するので気を付けましょう。
ほうれい線を改善するためには、保湿ケアの他に
表情筋を鍛えることも大切です。
顔の筋肉が衰えてくると肌表面を支えられなくなり
たるみが生じるのです。
筋肉は使わないとどんどん衰えていきますので
普段から顔の色々な筋肉を使うことを意識してみてください。
ゴルゴライン(ゴルゴ線)
最近比較的若い30代でも目立ち始める方が
多くなったのがゴルゴラインです。
ゴルゴラインとは、
目頭の下あたりから頬の中心にかけて走る斜めのライン
のことを指します。
漫画ゴルゴ13の主人公にある線にそっくりなので
ゴルゴラインと呼ばれていますが、
正式には「ミッドチークライン」と言います。
ほうれい線と同じく顔がたるんでくることで
目立つようになる溝なんですね。
加齢の他にパソコンやスマートフォンの長時間使用による
顔の血行不良も大きな原因です。
血液が滞ることで表情筋のコリが発生するだけではなく
老廃物もたまり、むくみによって溝が深くなります。
スキンケアに加えてホットタオルで
顔の血行を良くするなどの対策も効果的です。
まだ20代なのにゴルゴラインが気になる!
という方はこちらも合わせてご覧ください。
カラスの足跡
目尻にできるシワのことをカラスの足跡と言うことがあります。
本来目尻のシワは笑いじわと言って
表情を動かした時にできる表情じわです。
しかし肌にハリや弾力がなくなってくると、シワが固定され
表情を戻してもシワが消えなくなってしまうのです。
笑った時にだけ目尻にシワができる段階であれば
保湿ケアをきちんとするだけでもシワは薄くなります。
それにプラスして目の周りの筋肉(眼輪筋)を
鍛えるのも効果的ですね。
目尻のシワの改善方法については
こちら↓の記事でも詳しく紹介しています。
⇒目尻のシワを薄くしたい!そのためには自分のシワレベルを見極めよう!
シワが固定されると改善が難しくなっていきますので
早めの対策が必要です。
マリオネットライン
マリオネットラインとは唇の両端から下に伸びる溝のことです。
腹話術の人形のようなのでこのような名前で呼ばれています。
40代後半以降から気にする人が出てきますが
主な原因は頬のたるみと口の周りの筋肉の衰えです。
改善するためにはもちろんスキンケアも大切ですが
頬や口の周りの筋肉を鍛えることも大切です。
普段から笑顔を作ったりして顔の筋肉を使うように意識したり
顔のヨガで筋肉を鍛えていきましょう。
≪簡単エクササイズ≫
- 唇を閉じて小さくすぼめ、前に突き出して5秒キープします。
- 唇の形はそのままで、右に移動し5秒キープ、左に移動し5秒キープします。
1、2を3セットほど繰り返しましょう。
シワは放置しているとどんどん悪化していきますので
早めのケアが肝心です。