プチ整形として年齢を問わず人気のヒアルロン酸注射。
シワが改善されるだけではなく、鼻を高くしたり涙袋を作ったりと
幅広い治療を行うことができます。
私も目の下のシワに悩んでいるので
ヒアルロン酸一回受けてみようかな～
なんて思っていたのですが、美容マニアの友達から
「目の下にヒアルロン酸は注意した方がいいよ！！」
ととめられました。
今回はその理由を説明していきます。
目の下のしわにヒアルロン酸は有効なの？
ヒアルロン酸注射の仕組み
ヒアルロン酸注射は、保水力の高いヒアルロン酸を
気になる箇所に注射で直接注入することにより、
シワの溝を内側から押し上げることで
シワを改善する治療方法です。
ヒアルロン酸を注入して補うことにより
肌の弾力を取り戻すことができ、
乾燥によるシワやたるみ改善効果が期待できます。
ヒアルロン酸はもともと体内にある成分なので
アレルギーなどの心配がほとんどなく
安全性が高いのが特徴です。
注入する箇所にもよりますが、施術自体も10分程度で終わり
ダウンタイムもほとんどないのが人気の理由ですね。
注入したヒアルロン酸は数か月で体内に吸収されますので
効果の持続期間は3ヵ月程度です。
もし仕上がりに満足いかなかった場合は
ヒアルロニダーゼというヒアルロン酸を分解する酵素を
注入することで元に戻すことが出来ます。
目の下のシワにヒアルロン酸注射が向かない理由って？
目の下の皮膚は顔の皮膚の
3分の1程度の薄さしかありません。
そのためヒアルロン酸を注入するのが
とても難しい場所なんですね。
ヒアルロン酸にもいくつか種類があり
鼻を高くする際にはある程度硬さのあるものを使う等
注入する箇所によって使い分けがなされます。
目の周りに注入する際には
とても柔らかいヒアルロン酸を使用するのですが
それでもボコボコしてしまったり
ふくらみが目立ったりしてしまうようです。
友達いわく、かなり腕のいい医師じゃないと
高確率で不自然になってしまうそう。
中には注入したヒアルロン酸が下に垂れて
老人のように目の下がぷっくり膨らんだ状態に
なってしまった方もいるようです。
確かにただでさえ皮膚の下の血管が透けてみるほど
皮膚が薄い部分に、なにかを注入するというのは
無理がありますよね。
そもそも目の周りというのはとても動きが多い部分です。
仮に無表情の時は自然に見えていたとしても
微笑んだり表情を動かしたときに
目の下に違和感が出る可能性も高くなってしまうのです。
ヒアルロン酸以外の注入系治療が気になる方はこちら↓もどうぞ。
スキンケアで取り入れるヒアルロン酸は有効
目の下にヒアルロン酸は効果的ではないからと言って
スキンケアとして取り入れるヒアルロン酸も
意味がないというわけではありません。
ヒアルロン酸は元々体内で生成される成分で
保湿力がとても高く1gで最大6リットルもの水を
保つことができるといわれています。
保湿力の高いヒアルロン酸は、
若々しくハリのある肌を保つには
欠かすことのできない成分なのですが、
赤ちゃんの頃をピークに体内での生成量が減少していきます。
そのため、大人になると年を重ねるごとに肌の水分は失われ
シワやたるみなどの肌トラブルがでてきてしまうのです。
その乾燥によってシワができてしまった目の下に
ヒアルロン酸を与え保湿することで
潤いを復活させシワを改善します。
つまり保湿ケアとしてヒアルロン酸を取り入れることで
角質層を潤いで満たしシワを目立たなくすることができるのです。
私が日々のスペシャルケアとして行っているのが
刺すヒアルロン酸シートを使った目元パックです。
⇒ヒアロディープパッチを目元に使ってみた！画像付きで説明します
針状になったヒアルロン酸を目元に刺すことで
潤いをしっかりと届けて目の下のシワを改善してくれます。
注射のようにボコボコしたりなどの失敗がないので
安心ですよ。
目の周りはとても乾燥しやすく
小じわもできやすい場所です。
小じわを放置しておくと
シワがどんどん深くなってしまいますので、
保湿力の高いヒアルロン酸が配合されたスキンケアアイテムを
取り入れてしっかりケアしていきましょう。
