若い女性にとても人気のある涙袋。
目が大きく見えて可愛らしい印象になるので
プチ整形で涙袋を作る人も増えていますよね。
その一方で多くの女性を悩ませているのが目の下のクマ。
チャームポイントとコンプレックスという
一見両極端な涙袋とクマですが、実は
自分の目の下にあるのは涙袋なのかクマなのか
わからないという人も多いようです。
それはどうしてなのか、涙袋とクマの違いや
涙袋の作り方について紹介していきます。
涙袋とクマは何が違うの?
涙袋とは?
涙袋とは目の下の、下まぶたに添ったふくらみのことを指します。
柔らかく愛らしい印象を与えることから
「フェロモンタンク」や「ホルモンタンク」
と呼ばれることもあります。
ふくらみの幅や大きさに定義はなく
笑った時にだけ涙袋があらわれる方もいます。
(ちなみに私がそうです。)
なぜ表情によって変化があるのかと言うと
涙袋は目の周りを囲む筋肉眼輪筋と大きく関わっているから。
眼輪筋を動かすと皮膚も同時に動き、表情が作られます。
特に笑った時に目の下の眼輪筋に大きな力が加わり
筋肉が盛り上がることで、目の下がぷっくりと膨らむのです。
もちろん元々の顔のつくりや皮膚の厚さなどによっても
できやすさに違いはありますが、
涙袋がない方は眼輪筋が未発達な場合が多いようです。
クマとは?
クマとは目の下が暗く黒ずんで見える状態のことです。
一口にクマと言っても
- 血行不良が原因の青クマ、赤クマ
- 色素沈着が原因の茶クマ
- 影が原因の黒クマ
と原因が全く違っていきます。
詳しいクマの種類や対処法については
こちら↓の記事をご覧ください。
⇒目の下のクマのせいで老けて見える人に試してほしい3つのこと
そしてこの中で涙袋と直接関係してくるのは黒クマです。
なぜなら涙袋の膨らみの下に影ができる可能性があるからです。
本来黒クマは加齢によって目立ってくるもので、
眼輪筋の衰えにより下がった眼球に押し出された脂肪
(眼窩脂肪)の膨らみや皮膚のたるみが影を作り出します。
(若くてもできる場合もあります⇒黒クマは20代でもできるって本当?その原因は?)
突出した眼窩脂肪は目袋とも呼ばれ
これも涙袋と混同されがちですが、
涙袋はぷっくりとハリがあるのに対し
目袋は大きくたるんでいるのが特徴です。
判別しにくいのは両方あるから
涙袋の膨らみが影を作り出すことはあっても
それだけではほとんどクマには見えません。
それなのになぜよく混同されてしまうのかというと、
それは涙袋もクマも両方あるから。
寝不足による青クマだったり、色素沈着による茶クマだったりが
涙袋による影のようにも見えるため、
どっちだかわからなくなってしまうのです。
もちろん顔の作りによっては涙袋以外の原因で影ができて
黒クマになっている場合もありますし、
むくみによって涙袋の影が大きく見えてしまう場合もあります。
年を取ると涙袋はなくなる?
元々涙袋がある人でも、年齢を重ねると共に
涙袋がなくなってしまう人もいます。
確かに涙袋はある意味若さの象徴のようなもので
年配の方で涙袋がある方がほどんどいませんよね。
涙袋は加齢と共に目立たなくなるのも
特徴の一つとされています。
加齢によって眼輪筋が衰えてきたり
皮膚がたるんできたりすることで、
涙袋が目立たなくなるのです。
いつまでも涙袋を維持したい場合は、
- 眼輪筋を鍛える
- スキンケアで皮膚のたるみを防ぐ
必要があります。
涙袋を作る&キープする眼輪筋エクササイズ
実は涙袋は眼輪筋を鍛えることによって作ることができます。
(メイクでつくる方法はこちら⇒クマにならない涙袋のメイク法!)
また、眼輪筋を鍛えることは黒クマの予防にもなりますので
日々の習慣にしていきましょう。
涙袋を作るには目の下の筋肉が重要になってきます。
目を細めるときに使う筋肉ですね。
≪涙袋をつくるエクササイズ≫
まず、目を開いた状態で人差し指と中指を使って
目頭と目じりが動かないようにしっかりと固定します。
そのまま下まぶたに力を入れて、目を細めるようにして
クッと上にあげていきます。
これを3分間繰り返します。
他にも左右交互にウインクをするだけでも
眼輪筋が鍛えられます。
目の周りの筋肉が衰えると涙袋がなくなるだけではなく
全体的に目元が垂れ下がり老けた印象を与えます。
若々しい目元を保つためにも日常生活に取り入れていきましょう。