目の下に線のように刻まれた深いシワや
笑った時に出てくる無数の細かいシワ。
スキンケアだと時間がかかるし
ヒアルロン酸注射を打つとシワが消える
っていうけどどうなんろう?
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
メスを使わないプチ整形として人気の注入系の治療ですが
実はあまり目の下には向かないとされています。
治療を受けてから後悔することのないように
今回はその理由を見ていきたいと思います。
ヒアルロン酸注射
シワ取り治療として有名なのはヒアルロン酸注射です。
保水力の高いヒアルロン酸を
注射で直接シワの気になる部分に注入することで
内側から皮膚を盛り上げてシワを目立たなくする治療法です。
ヒアルロン酸はもともと体内にある成分なので
アレルギーなどの心配がなく
比較的安全性が高いとされています。
ほうれい線などの
表情に関わらず常にあるシワ(固定じわ)に効果的な治療法で
人気も高いのですがデメリットもあります。
注入するヒアルロン酸の量が多かったり
柔らかさが合ってなかったりすると
膨らみすぎてしまったり
表面がボコボコしてしまうことがあるのです。
目の周りの皮膚はとても薄いので
そういったことが起こりやすく
注射だけでシワをすぐに改善するというのは難しいようです。
また、注入したヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていき
全部吸収されると元の状態に戻ってしまうため
効果を持続させたいなら継続して治療を受ける必要があります。
量や種類にもよりますが
目元に使う柔らかいヒアルロン酸は吸収スピードも速いので
効果の持続期間は2、3ヵ月とされています。
1回数万円するのにすぐ効果がなくなってしまったら
悲しいですよね・・・。
そんなヒアルロン酸注射のデメリットを解決したのが
刺すヒアルロン酸シート。
針状になったヒアルロン酸が敷き詰められたシートを
自分で目元に貼ることができ、
目の下の小じわ対策にぴったりなんです。
私も気合を入れたい日の前には必ず使って
目の下のしわを撃退しています(笑)
詳しい使い方などはこちら↓の記事で!
⇒ヒアロディープパッチを目元に使ってみた!画像付きで説明します
ボトックス注射
無表情のときでも常にある固定じわではなく
表情を動かしたときにできるシワ(表情じわ)に対して
効果的とされているのがボトックス注射です。
ボツリヌス菌がつくるタンパク質(ボツリヌストキシン)を
薬として用いられるように加工したものを注射で注入すると
その部分の筋肉の動きが抑制されるため
筋肉の動きによってできるシワを減らすことができます。
目尻の笑いじわにとても有効な治療法なのですが
目の下に打つのはあまりオススメされていません。
ちなみに自宅でできる目尻のシワの改善方法は
コチラ↓の記事で紹介しています。
目の下にできるシワは、目の周りの筋肉だけではなく
笑う時に頬が上に上がることなども影響しているので
自然な表情をキープしつつシワを消すというのは
なかなか難しいのです。
目元は顔の中でも特に動きが多い部分なので
全く動かないようにしてしまうと不自然ですし
間違った所に打つと
他のところに変にシワがよることもあります。
こういった点から
目の下にボトックス注射を打つのは難しいとされているのです。
ただ、ボトックスの効果も数か月程度とされていますので
仮に失敗しても時間が経てば元に戻ります。
いきなり注射を打つのはこわい・・・
という方は塗るボトックスから始めるという手もあります。
シンエイクという蛇の毒の作用を参考に作られた成分が
笑った時の目の下や目じりのしわを抑制してくれます。
通常のスキンケアとして取り入れればいいだけなので
簡単ですよ。
⇒塗るボトックスとして話題のシンエイクの効果は?目元のしわにも効く?
再生医療
メスを使わない治療として再生医療というものもあります。
こちらは自分の血液などの細胞を
シワが気になる部分に注入し
肌を活性化させることでハリや弾力を取り戻し
シワを改善する治療法です。
この方法だと目の下にも有効なのですが
ヒアルロン酸やボトックスのように即効性はなく
費用も少し高いです。
ただ効果の持続期間も2年~と長いので
長い目で肌の若返りを目指す方にはオススメです。
まとめ
注射を打てばすぐシワは消えるのかと思いきや
目の下のシワはなかなか難しいようです。
美容クリニックに頼るのではなく
シワを悪化させないよう
日頃からスキンケアを頑張っていきましょう。