鏡をよーく見てみたら目の下に細かいシワが・・・。
前からこんな感じだったっけ？
まあでもみんなこんなもんでしょ！
だってまだシワとか気にする年じゃないし！
と油断しているあなた！！
それ、そのまま放っておくと
取り返しのつかないことになってしまうのをご存知ですか？
目元の老化はもうすでに始まっているのです。
後々後悔しないためにシワの原因と対処法を
見ていきたいと思います。
目の下のシワは乾燥から始まる
乾燥していなければシワはできない？
「よく見たらシワができてるなー」
くらいのレベルの方だと、
あまり乾燥の自覚症状がない
という方がほとんどかと思います。
毎日スキンケアをしてるでしょうし
別に粉をふいたりかゆみがでたりしてるわけではないので
正直わかりにくいんですよね。
特に若い方だと皮脂が多く
鼻やおでこは常にしっとりしているので
目元もそうだと勘違いしてしまうんです。
しかし薄くでもシワや線のようなものがある場合
それはお肌が乾燥しているサインになります。
肌表面にある角質層と呼ばれる層が
うるおい不足になることで、
厚くなったり硬くなってしまうことなどから
シワができやすくなってしまうのです。
花壇の土で想像してみると分かりやすいですが
定期的に水をあげている土は
うるおってふっくらとしていますよね。
しかし水をずっとあげていない土は
どんどん干からびてひび割れができてきます。
お肌でも同じようなことが起こっているので
細かくシワができているということは
干からびてひび割れ（深いシワ）ができる前段階
ということなのです。
そのまま放置しておくと
保湿しただけでは改善できない深いシワに
なってしまいますので気を付けてくださいね。
ちなみに知らず知らずのうちに目元を乾燥させている
生活習慣はこちら↓で詳しく紹介しています。
なんで目の下は乾燥しやすいの？
目の下のシワが乾燥によってできている
ということはわかりましたが、
顔の他の部分はなんともないのに
なぜ目の下だけが乾燥するの？と思いますよね。
目の下や目の周りの皮膚が乾燥しやすいのには
以下の4つの原因があります。
- 皮膚がとても薄い
- 皮脂が少ない
- 刺激が多い
- 目の疲れ
まず目の周りの皮膚は
頬の皮膚の3分の1程度の厚さしかないと言われています。
ただでさえ薄い顔の皮膚の中でも
最も薄い部分なんですね。
皮膚が薄いということは
その分水分を蓄える力も弱くなってしまうのです。
そして目の周りには
皮脂を分泌する皮脂腺がほとんどありません。
水分の蒸発を防ぐ役割をする皮脂がないため
余計に乾燥しやすいのです。
それに加え目の周りというのは
日ごろからダメージを受けやすい場所です。
メイクや洗顔、クレンジングなどの他にも
眠くて目をこするなど、
目元は摩擦による刺激を常に受けています。
目元の皮膚はとてもデリケートなので
ちょっとした刺激でもダメージになり
皮膚のバリア機能が破壊されてしまうのです。
また、電子機器の普及に伴い
眼精疲労に悩んでいる方も多いかと思いますが
目の疲れは血行不良を引き起こすため
肌状態が悪くなる原因になります。
眼精疲労を放っておくとシワやたるみクマなど
様々な肌トラブルを引き起こしますので
疲れを常にリセットすることが大切です。
最近話題の刺さない美容鍼は、張るだけでツボ押しができ
眼精疲労やむくみの改善につながるのでオススメですよ。
目の下の乾燥を防ぐ方法
目元の乾燥を防ぐには
保湿ケアをしっかりすることが大切です。
若い方だと化粧水だけでスキンケアを
終わらせる方も多いかと思いますが、それはNG。
なぜなら化粧水のほとんどは水なので
すぐ蒸発してしまいますし、
そのときに目元の皮膚に残っている水分も
一緒に持っていってしまうからです。
保湿力の高いセラミドが配合された化粧水なら
持続力も高いですが、
セラミドは脂溶性（油に溶けやすい性質）なので
そもそも化粧水にはあまり配合できません。
セラミドを多く配合した油分の多い
乳液やクリームを使うのがオススメです。
敏感肌用のものだと目の周りにも安心して使えるので
小じわ対策にぴったりですね。
あと気を付けなければならないのが紫外線対策。
紫外線はシミやそばかすの原因になるだけではなく
乾燥の原因にもなります。
また、お肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンを
生成する部分にもダメージを与えてしまいますので
たるみの原因にもなります。
日焼け止めやサングラス、帽子など
紫外線対策は徹底していきましょう。
