**この記事を読んでわかること**
- そもそも茶クマってどんな状態?
- ピーリングケアの仕組み
- 市販品とクリニックでの治療の違いは?
世の多くの女性を悩ませている茶クマ。
寝不足でできる青クマと違ってしっかり寝ても治らないし
毎日コンシーラーで隠すのが大変ですよね。
そんなやっかいな茶クマに効果があるとされているのが
ピーリングケア。
ピーリングによって茶色く染まった肌を
キレイにすることができるんだとか。
実際どのようにして茶クマを改善していくのか、
本当に消すことができるのか調べてみました。
茶クマとピーリングの関係
茶クマってどんな状態?
茶クマと言うのは名前の通り、
目の下が茶色くくすんで見えるクマのことを指します。
目の下には大きく分けて
- 青クマ
- 茶クマ
- 黒クマ
- 赤クマ
の4種類があり、こちら↓でも判別方法などを
詳しく紹介していますが
茶クマは皮膚自体に茶色く色が染みついているので
目の下の肌を引っ張ったらクマも一緒に動くのが特徴です。
皮膚が茶色く見えるのには二つの理由があり
まず一つ目は、目の下の皮膚の中にメラニン色素が
たまっていることによるものです。
メラニン色素とは紫外線や摩擦などにより
肌がダメージを受けた時に生成されるもので、
過剰に生成されると肌が茶色く見えるようになります。
メラニン色素がたまっている場合
普段のスキンケアにプラセンタを取り入れるのも
オススメですよ。
そして二つ目は、目の下の皮膚に古い角質が蓄積されること
(=角質肥厚(かくしつひこう))によって起こります。
古い角質がはがれ落ちず蓄積されることによって
分厚くなった角質が茶色くくすんで見えるのです。
ピーリングの仕組み・市販品とクリニックでの治療の違い
ピーリングとはフルーツ酸などのピーリング剤を使用し
皮膚表面および毛穴部分の角質を剥離させるものになります。
え?角質を剥離する(剥がす)なんて大丈夫なの?
と思うかもしれませんが、古くなった角質を除去することで
肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)を
正常に戻してくれる効果があるのです。
ピーリングに伴う軽度の炎症反応によって
表皮の再生を促進させ、
本来のきめ細やかでハリのある肌にしてくれます。
主にニキビ・過剰皮脂・くすみ・小じわ
に対して効果的とされていますが、
市販されているピーリング剤と
クリニックでのケミカルピーリング治療では
やはり効果の出方に差があります。
市販のものはトラブルを起さないよう
ピーリング成分の濃度がかなり低くなっているため
効果としては肌を柔らかくしたり、
皮脂が毛穴に詰まってできる角栓をとる
くらいのレベルになります。
それに対しクリニックでは
薬剤を高濃度で用いることができるので、
それぞれの肌状態、トラブルや悩みに応じて
適正な濃度や方法でピーリングを行なってくれるのです。
またクリニックでは薬剤を使ったケミカルピーリングの他に
レーザーピーリングというものもあります。
レーザーを照射することで
長い間蓄積された角質によるクスミを取り去るとともに
毛穴を引き締めることができます。
レーザーの種類によっては真皮層にも効果が届くので
コラーゲン生成を促進、リフトアップなどの
エイジングケア効果も期待できます。
ピーリングで茶クマが改善できる理由
ピーリングは、先ほど紹介した
- メラニン色素による茶クマ
- 角質が厚くなっている茶クマ
どちらにも効果があるとされてます。
まずメラニン色素による茶クマについてですが
メラニン色素は本来ターンオーバーによって
定期的に排出されます。
しかし、紫外線・生活習慣の乱れ・加齢などによって
メラニンが過剰に分泌されると、
ターンオーバーによる排出のスピードよりも
メラニン生成スピードが勝ってしまうので
メラニン色素がどんどん蓄積されていくのです。
また、肌がくすみがちという方は
そもそもターンオーバーが遅れている場合も多いです。
そのため、ピーリングによって肌の外にある角質を取り除き
ターンオーバーのスピードを高めてあげることで
メラニンの排出を促す必要があるのです。
メラニン色素の濃度がだんだん薄まっていくと
徐々に茶クマも改善されていきます。
そして角質が分厚くなっている場合は
単純に角質が溜まりすぎてくすんでいる状態なので
ピーリングによって溜まった古い角質を落としていくことで
目の下の皮膚が元の厚さに戻り、
茶クマが改善されていくのです。
ピーリング後の肌はとても乾燥しやすいため
保湿はしっかりすることが大切です。
また、やりすぎてしまうと逆にお肌を傷つけてしまうので
気を付けてくださいね。
私が自宅で茶クマを改善した方法は
こちら↓で詳しく紹介しています。
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