筋肉の動きを抑制することでシワを消してくれるボトックス注射は
目元の笑いじわを消すのに人気の治療法です。
最近ではタレ目を作るのに利用されることも多いですよね。
注射をするだけなので施術も数分で終わり
気軽に受けられるのが魅力ですが、
打つ場所やご自身の元々の目元の状態によっては
印象がかなり変わってしまう可能性があります。
特に涙袋がチャームポイントという方は注意が必要ですよ!
ボトックスと涙袋の関係
ボトックス注射ってどんなもの?
そもそもボトックス注射とはどんなものなのかというと、
ボツリヌス菌がつくるタンパク質(ボツリヌストキシン)を
薬として用いられるように加工したものを注射で注入することで
その部分の筋肉の動きを抑制するという治療法です。
表情が動いた時にできるシワ=筋肉が動くことでできるシワなので、
筋肉が動かなくなるとシワもできなくなるというわけですね。
特に目尻は笑いじわができやすい部分なので効果的とされています。
このようにシワを抑制する以外にも、
ボトックスによって目を大きく見せることもできます。
目の周りを囲む筋肉(眼輪筋)に注射をし
下まぶたの筋肉を緩ませてラインを下げることで
目の面積を大きくしたり、タレ目をつくることができるのです。
涙袋が消えてしまう理由
シワを消したり目を大きく見せたりと便利なボトックス注射ですが
実は目の下に打つと涙袋がなくなり、
目元の印象が大きく変わってしまう可能性があります。
なぜなら涙袋は眼輪筋の収縮によってできているものなので
眼輪筋を動かなくしてしまうと涙袋はできなくなってしまうのです。
筋肉が動かなければシワはできませんが
同時に涙袋もできなくなってしまうということですね。
それだけではなく、目の下というのは
表情を作るうえでとても大切な部分なため、
ここが全く動かないとかなり不自然な表情になってしまいます。
また、眼輪筋には
目の下の脂肪が前に出てこないように抑える役割もあります。
そのため眼輪筋の力を奪ってしまうと脂肪が前に出てきてしまい
いわゆる目袋ができてしまう可能性もあるのです。
目袋はよく涙袋と間違われますが、全くの別物で
老け顔の原因になるので気を付けましょう。
実際に涙袋は消えた?
実は私はこの前初めてシワ改善のために
ボトックス注射を受けに行ってきたのですが、
その際目の下にも注射してもらいました。
というのも笑った時に目尻だけではなく目の下にもシワができて
それがコンプレックスだったんですね。
詳しい施術の様子などはこちら↓で詳しく紹介しています。
目の下といっても目尻側なのですが、
それでも表情が不自然になってしまう可能性があるので
少なめの量で様子を見ましょうと先生からは言われました。
それでこちらが施術前と効果が出た後の画像なのですが
涙袋ができていないのがわかりますかね?
<before>
<after>
(印をつけている所はシワが気になっていた部分です)
私は笑った時だけに少し涙袋ができるくらいなので
そんなに気になりませんが、元々涙袋がしっかりある方だと
結構印象が変わってしまうかもしれません。
目の下のシワを改善するには?
涙袋や自然な表情のことを考えると
やはり目の下にボトックスを打つのはあまりオススメできません。
ですが目元の中でも目の下は特にシワが気になりやすい部分ですよね。
私はアイクリームでの日々の保湿ケアの他に
刺すヒアルロン酸シートでのスペシャルケアも取り入れています。
レビュー記事⇒ヒアロディープパッチを目元に使ってみた!画像付きで説明します
目元は顔の中でもとても乾燥しやすい部分なので
ケアを怠るとすぐシワができてしまいます。
刺すヒアルロン酸シートは
保湿力の高いヒアルロン酸を針状にすることで
お肌にしっかりと潤いを届けてくれるのです。
お肌がきちんと潤っていると
表情が動いてもシワができにくくなりますよ。
コメント
一度消えた涙袋はもとにはもどらないのでしょうか・・・。
コメントありがとうございます。
返信が遅くなってしまい大変申し訳ありません。
ボトックスを打ったことによって消えたのであれば、ボトックスの効果がなくなれば自然に復活すると思います。
実際に私もボトックスの効果がなくなったら涙袋もできるようになりました。
ただ、継続的にボトックスを使っていると、涙袋をつくる筋肉自体が衰えて涙袋ができにくくなる可能性もあるので、そこは注意が必要だと思います。