最近CMでもよく耳にするレチノール。
しわを改善する効果があるとされていて
しわに悩む女性たちの救世主のような存在ですよね。
しかしこのレチノール、
ちょっと注意が必要な成分でもあることをご存知ですか？
実際に私はレチノール入りのアイクリームが肌に合わなくて
使うのをやめてしまったことがあります。
今回はそんなレチノールのメリットデメリットについて
紹介していきます。
レチノール配合アイクリームの注意点
レチノールってどんな成分なの？
レチノールとはビタミンAの一種で
主に次の3つの美容効果があるとされています。
1.ハリの生成を促進し、シワやたるみを改善する効果
レチノールは、お肌のハリにかかせない
コラーゲンやエラスチンを作り出す働きを強くしてくれます。
それによって肌が本来の弾力を取り戻し、
シワやたるみを改善してくれるのです。
コラーゲンなどは外から取り入れたものが
そのまま体内のコラーゲンと同じ働きをするわけではありません。
シワやたるみを改善するにはあくまでも
自分の体内でコラーゲンを生成させなければ意味がないのです。
レチノールはコラーゲンを作り出す真皮の線維芽細胞を
活性化する効果があるので、それによって
肌のハリや弾力を復活させることができるのです。
2.ピーリング効果でターンオーバーを促進し、シミやニキビ跡を薄くする効果
肌の生まれ変わり（ターンオーバー）を促進することで
メラニンを排出したり、
古い角質を溜めないようにしてくれるので
シミやニキビ跡の改善が期待できます。
また、メラニン色素を生み出す細胞ケラチノサイトが
メラニンを作り続けないように働き、
シミ、ソバカスの予防にもなります。
3.毛穴の引き締め効果
余分な皮脂の分泌を防いで
毛穴を引き締める効果も期待できます。
レチノールのデメリット
とても優秀なレチノールですが
実は気を付けなければならないことがいくつかあります。
まず、レチノールは紫外線などの
熱や光に弱いという特徴があります。
レチノールは、古い角質を溜め込まないようにと
ターンオーバーを促す作用があるため、
新しく作られた敏感な肌が表面に出ていることになります。
そのため紫外線に対し過敏になる可能性がある
とも言われているのです。
レチノール配合のものは夜だけの使用にしたり、
日中使用するときは紫外線対策を怠らない
といったことが大切になります。
また、レチノールは年齢を重ね
ターンオーバーが遅くなっている人には効果的なのですが
実はターンオーバーを早めると
お肌が敏感になってしまうというデメリットもあるのです。
特に敏感肌や乾燥肌の方は、
肌のバリア機能が低下しているため、過剰に反応して
赤みやかゆみなどの症状が現れる可能性があります。
そもそもビタミンAが不足している肌に
レチノール配合の化粧品を塗ると
肌に乾燥やかゆみ、赤みなど刺激を感じる場合があるので
（レチノイド反応）
お肌が敏感な時の使用は避け
少量から塗り始めるのが良いでしょう。
アイクリームの選び方
レチノール入りのアイクリームを選ぶ際には
保湿成分が入っているかを確認することが大切です。
保湿成分が少ないとどうしても乾燥が気になってしまうので
保湿力の高いセラミドやヒアルロン酸が
多く含まれているものを選ぶようにしましょう。
また、目の周りはただでさえデリケートで
刺激に弱い箇所なので
- 無香料
- 無着色
- アルコールが少量など
できるだけ肌に悪い成分が含まれていないものを
選ぶということも大切ですよ。
ただ、いくら保湿成分が含まれていて肌に優しい配合でも
どうしてもレチノールがお肌に合わない場合があります。
そんな方にオススメなのが、
肌自身が「質の良いコラーゲン」を「最適なバランスで生み出す」
サポートをしてくれるリフトニンエキスパートという成分を配合した
RF28アイクリーム。
保湿力も抜群で、乾燥小じわの目立たない明るくハリのある目元に導いてくれますよ。
